(H)こども学概論ⅠA
科目概要
科目名 | (H)こども学概論ⅠA |
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担当教員 | 青木 一樹 |
実務経験の有無 | あり |
実務経験 | 小学校・中学校・高校いずれかで教授経験があります。 |
単位数 | 2 |
授業形態 | 講義 |
学期 | 前期 |
科目概要 | 少子時代に遭遇している日本の将来に不安は、国民感情のベースに危惧を触発しているのが、現代の子ども状況であるといえる。 その様な現代的子どもの問題にどのように立ち向かうか。 文部科学省だけの取り組みで立ち直れるものではない。 そのベースに未来を想定した子どもの成長像の判然としたイメージづくりが問われているといえる。 この講座では,このような視点に立って、教育学部在学生が身に付けるべくこれからの子どもの成長を向うに、日本の子どもの未来へのビジョンを考え、討議し、演習するという授業内容である。 |
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学習到達目標 | こどもに関わる職種として、こどもについての心身の発達と健康、大人の子供への関わり方などを臨床教育学の視点を通して学び、こどもに関する基礎知識を身につける。 |
テキスト | |
成績評価方法 | 試験30% 平常点50% 課題点20% で評価する。 |
週 | 授業計画 |
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1 | 体に表れる心の疲れ |
2 | 親の過干渉と子供の態度(意思表示,心のしこり,家出の背景,子どもの心理) |
3 | レポート指導 |
4 | 親の過干渉と子供の態度(揺れ動く思春期,問題症状,心の傷,無気力) |
5 | 「不登校」と学校教育の体質(教師側の問題) |
6 | 「不登校」と学校教育の体質(スクールレス・スクールの子どもたち,個性を生かした子育て) |
7 | 「不登校」と学校教育の体質(「不安」症状改善の4つの方法) |
8 | 【中間評価】 愛情は生きるためのエネルギー |
9 | 心の扉を開くために(「枠組」を理解する) |
10 | 心の扉を開くために(自己洞察を促す,カウンセリングによる立ち直り,そのとき親はどうするか) |
11 | 心の扉を開くために(親子関係と子どもの性格,心の健康を保つ親子関係,そのとき教師はどうするか) |
12 | 心の扉を開くために(教育助力の基盤について) |
13 | 子ども理解するために(教育ニーズからみる理解のすすめ方) |
14 | 子ども理解するために(一人ひとりのニーズに合わせた教育) |
15 | 科目試験 |
※ 授業計画表の内容は学習状況により変更となる場合があります。